ホシノ天然酵母 活用術
ホシノ天然酵母の使い方
ホシノ天然酵母を普段のパン作りで使うことにより、余った生種を活用することができます。
ここではソフト系のパン作りにホシノ天然酵母を使う方法をお伝えします。
ハード系だけでなく、菓子パンやお惣菜パン、食パンなどのレシピにこのホシノ天然酵母を入れるとおいしくなりますよ。
使い方はとても簡単で、レシピの水分の一部をホシノ天然酵母の生種に変更するだけです。水分とは、水だけでなく、牛乳や豆乳、トマトジュースや紅茶など仕込み水として使われるものです。(卵は入りません)
- ホシノ天然酵母生種の入れる量を計算する。目安は粉に対して10%。
- 生種の60~80%の水分量を、元のレシピの水分量から減らす。
最初は水分を少なめに調整した方がいいので80%水分を減らし、様子を見ながら必要であれば少しずつ水分を足していってください。
ホシノ天然酵母を入れると酵素分解により生地が少しダレやすくなります。水分の入れ過ぎにご注意ください。
レシピ
テーブルロール(6個)
≪材料≫
【元のレシピ】
強力粉(イーグル) | 200g |
インスタントドライイースト | 3g |
砂糖 | 16g |
塩 | 3g |
水 | 135g |
無塩バター | 15g |
【置き換えレシピ】
強力粉(イーグル) | 200g |
インスタントドライイースト | 3g |
砂糖 | 16g |
塩 | 3g |
ホシノ天然酵母生種 | 20g (粉の10%) |
水 | 119g~123g (生種の60~80%を差し引いた量) |
無塩バター | 15g |
≪作り方≫
・ホシノ天然酵母生種と水を混ぜて、こね上げ温度が26~28℃になるように温度を調整する。
・バターを室温に戻しておく。
・オーブンを35℃(スチームあり)で設定しておく。
- バター以外の材料をホームベーカリーのケースにセットしこねる。(ニーダー20分前後、ホームベーカリー25分前後)
- こね開始5分後にバターを入れ、薄いグルテン膜ができるまでこねる。
- 一次発酵 2倍の大きさになるまで。35℃ 35分~
- フィンガーテストをして穴があいたら、ガスぬき、分割、丸め。
- 乾燥しないように固く絞った濡れ布巾をかけてベンチタイム室温10分~
- ガスを抜いて丸めなおし、とじ目をしっかりとじる。
- 最終発酵 一回り大きくなるまで。 40℃20分~
- 表面に牛乳または卵をぬって焼く。190℃ 13分~