こんにちは。
Beija-flor ベイジャフロール
オンラインパン教室
講師 鈴木里美です。
先日ご近所のおばあちゃんにいただいた桜の枝木が、満開となりました。
お部屋の中でも桜を楽しめるっていいですね♪
さて今日は、ホームベーカリーパン教室となるまでの秘話をお話しします。
ホームベーカリーを活用するようになったきっかけ
実は私、ホームベーカリーを活用し始めたのはわずか3年前のことなんです。
それまではずっと手ごねでパン作りをしていました。
だから教室を開こうと思った時も、手ごねの教室にしようと思っていたんです。
本やネットでも手ごねのレシピが多いし、多くの教室が手ごねでレッスンをしているので、何の迷いもなくそう決めていたんですね。
ところが、講師になると決めて受講した講師育成コースのメニューのほとんどがホームベーカリーを使うメニューだったんです。
え、それを知らないで受講したの?
ってお思われるかもしれないのですが、その通り。。
手ごねか機械ごねかをまったく気にせず、パンのメニューが魅力的だったので受講を決意してしまったのです。
でもそれが、今の教室の形となるきっかけとなりました。
ホームベーカリーを活用してからの変化
講師育成コースでは、毎回先生がZoomで作り方をデモンストレーションしてくれました。
そこで初めて、ホームベーカリーをこねだけに使うやり方を知り、総菜パンから菓子パン、ハード系のパンまでいろいろ学びました。
当時私が持っていたホームベーカリーは、こねを単独で設定できる機能がなかったので、うどん・パスタコースの機能が使えることを教えてくださいました。
「眠っている私のホームベーカリーでも作れるんだ!」って驚いたのと同時に、ちょっと嬉しくなったのを覚えています。
講師育成コースを受講してからは、長年使っていなかったホームベーカリーがフル活用し、ほとんど手ごねをしなくなりました。
過去のホームベーカリーの使い方と大きく変わったのは、生地のこねあがりを確認するようになったこと。
グルテン膜のチェックはパン作りにおいてとても重要なことなんですよね。でも、食パンコースや生地コースを使うと自動で一次発酵に進むので、こね終わりの時に生地の状態を確認するなんてまったく考えていませんでした。
こねだけをホームベーカリーに任せるようになってからは、こねあがりの状態を毎回確認するようになり、色んな生地のこねあがりの見極めができるようになりました。
すると、確信を持って一次発酵に進むことができるようになり、成功率もぐんと上がっていきました。
ホームベーカリーの魅力を発見
ホームベーカリーで何度も試作を繰り返していくうちに、ホームベーカリーの良さを実感しました。
手が汚れない
ホームベーカリーを使ったことがある方はもうお分かりだと思いますが、容器に材料を入れてスイッチを押すだけなので、手が一切汚れません。
手ごねはこねる楽しさがありますが、毎回生地が手にまとわりついて落とすのが苦労でした。
他のことができる
急に子供に呼ばれたり何かしようとする時にも、ホームベーカリーが生地をこねてくれているのですぐに対応できます。時々生地の状態を確認しながら、こねの時も家事を進めるのが私の日課。
確実に生地をこねられる
私が手ごねをしていた頃、こね方が合っているのか正直分からないまま長年パン作りをしていました。なんだかレシピの時間よりもずいぶんこねている時間が長い、いつまでこねたらいいのか分からない。半信半疑で毎回生地作りをしていました。
しかしホームベーカリーに任せてからは、機械が確実に生地をこねてくれるので、‟こねられているかどうか分からない”という心配が一切なくなりました。
難易度の高いパンも作れる
水分量やバターが多い生地って、手ごねだとすごく大変なんです。手にベタベタな生地がまとわりついて、なかなかこねても生地が繋がってこない。以前、手ごねでブリオッシュに挑戦し、「もういやー!!」ってなったのはこの私。それが手を一切汚さず、楽に生地を作れるのがホームベーカリーです。
こんなにもホームベーカリーには良さがあることを改めて実感し、ご家庭のホームベーカリーがもっと活用できることをレッスンで伝えていきたい!とそう強く思いました。
それで私は、ホームベーカリーを使ったパン教室を開講したんです。
これまでに沢山の生徒さんたちにレッスンをしてきて、実は他にもまだまだホームベーカリーの良さがあることに気づきました。
これはまた別の機会にお話ししますね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。