【レッスンレポ】一番大事なのはクープじゃない!黒糖ミルクハース

こんにちは。

Beija-flor ベイジャフロール

オンラインパン教室

講師 鈴木里美です。

先日、ファーストステップコース3回目のレッスンがありました。メニューは、黒糖ミルクハース

ミルクハースは4年ほど前、ちょうど私が講師になる頃に流行っていたパンで、当時私もこんなの作りたいな~なんて憧れていました。

しましま模様の見た目がとても特徴的で、中もふわふわな型いらずの食パンって感じで飽きないんですよね。

小さいお子さんからご年配の方まで、プレゼントするとみーんな好きと言ってくれる♡

私のレッスンでは黒糖を使うのですが、黒糖自体はそんなに主張せず、ミルクとお砂糖のほんのりとした甘さの奥に黒糖の風味が少しするっていうくらいなんです。

きっとそれが美味しいと言っていただける理由だと思います。

 

ミルクハースというと、焼く前のクープが大事だと思われがちですが、大切なのは成型なんです。

いくらクープをきれいに入れられたとしても、成形がしっかりできていないとクープが開かなかったり、形がいびつになります。

成型のポイントはこの3つ!

  • 麺棒で均一な厚さに伸ばし、上下左右対称の楕円もしくは四角にする
  • ガスをしっかり抜く
  • 表面が張るように成形する

これらを意識してやると、クープも開き、きれいな筒状の形になります。

そしてクープを入れる時に大事なことはたった2つ。

  • クープナイフをねかせる
  • 躊躇しない

生徒さんにこのアドバイスをすると、これを伝えるだけで皆さん本当にきれいに線を入れることができるんです。

まず、クープナイフをねかせるのは、生地に引っかからないようにするためです。

線の弾き始めはいいのですが、終わりの方になるとそのままの角度でクープを使った場合、刃先が引っかかり生地が縮れてしまいます。

生地のカーブに沿って最後まで寝かせるようにクープを入れてみてください。

そしてもう一つのポイントは躊躇しないこと。

ゆっくり引いたり途中で止まったりすると、線が曲がったり深さが均一でなくなることが多いです。

復習してくださった生徒さんも、レッスンで実践したら「躊躇しないってこんなに大事なんですね!」と仰っていました。

生徒さんたちのパンは大きく膨らみ、とてもきれいに焼けていますね。

 

 

ミルクハースを作るときは、ぜひ今日のポイントを参考に実践してみてくだいね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ミルクハース作ってみたい!という方は、ぜひ今日のポイントを参考に作ってみて下さいね。