こんにちは。
Beija-flor ベイジャフロール
オンラインパン教室
講師 鈴木里美です。
![](https://beijaflor-bakingbread.com/wp-content/uploads/2021/06/S__22872117.jpg)
パンを作る際
パン生地が手や台にくっつのを防ぐために
打ち粉をしますよね!
この打ち粉、
薄力粉と強力粉どっちを使うんだろう?
と疑問に思う方も多いと思います。
![](https://beijaflor-bakingbread.com/wp-content/uploads/2021/12/question-1024x576.jpg)
結論からお話しすると
強力粉です。
薄力粉はだまになりやすいので
打ち粉には向いていません。
少し難しい話になりますが、
薄力粉は軟らかい小麦で作られることがほとんどで、
粉を作る工程で粉砕したときに
粉1粒の大きさがとても細かく小さくなります。
また水分を吸収するのでしっとりします。
そうするととてもだまになりやすくなります。
一方、強力粉は硬い小麦からなるので
粉砕すると薄力粉より粗い粒になります。
粒が荒いとだまにならずサラサラします。
打ち粉を最小限にするのが
パンつくりの基本ですので、
さらさらとした強力粉が
打ち粉に向いているということになります。
薄力粉と強力粉の見分け方
上記で述べたように
薄力粉はしっとり
強力粉はさらさらしています。
手で粉をたっぷりすくいギュッと握って手を開くと、
薄力粉は手のひらの中で塊りになり
強力粉はさらさらと手からこぼれます。
パン職人の方曰く
例え停電になってもこの方法でどちらの粉か
見分けることができるそうです。
打ち粉は強力粉を使用するようにしてくださいね♪