こんにちは。
Beija-flor ベイジャフロール
オンラインパン教室
講師 鈴木里美です。
昨日はファーストステップコース2回目のレッスンで『黒糖ミルクハース』を作りました。
生徒さんの作品⇩
生徒さんの感想は、
「切る時からふわふわ、食べるとまたふわふわ、黒糖がいい感じでほんのり甘くておいしい」
このパンの特徴を全て表現してくださいました!
まさに「ふわふわ」&「ほんのり黒糖の甘さ」なんです。
シンプルだからこそ、小さいお子さんからお年寄りの方まで喜んで食べてもらえます。
そしてミルクハースのもう一つの特徴は
しま模様🦓
クープをいれるのが難しいと仰る生徒さんが沢山いらっしゃいます。
このブログを読んでいる方の中でも、クープが苦手という方多いのではないでしょうか。
私もパン作りを始めた頃は苦戦しました。
ですがクープは慣れ。
コツを知り、何度も作りながら感覚を掴んでいく必要があります。
生徒さん達を見ていて、やればやるほど上達していくのが分かります。
今クープで悩んでいる方がいらしたら、正しいやり方を学んで、あとは実践するのみですので頑張りましょう!!
さて、ここからが今日の本題。
黒糖ミルクハースの回では、『砂糖』と『イースト』について座学を行います。
昨日のレッスンでもこの2つの関係についてお話ししたのですが、
生徒さんがこんなことを仰いました。
「以前習っていたパン教室で、こねる前に材料を分けていた理由が今分かりました。」
パン作りの工程には、沢山の理由があるんですね。
「あ、だからそうするのか!」と解明できるとスッキリしますよね!
普段のレッスンでは、工程を説明する時に「〇〇してください。」と伝えるだけではなく、「△△なので、〇〇してください。」と理由を添えるようにしています。
その方が生徒さん達が理解しやすく、忘れにくいと私は考えています。
例えば、
「成形の時の閉じ目はしっかり閉じてくださいね」と伝える時に、「閉じ目があまいと、最終発酵やオーブンの中で閉じ目が開いてきてしまいます」という理由を一緒にお伝えします。
そうすると生徒さんは
「なぜそうした方がいいのか」という理由までを知ることができ、次の成形の時にも「あ、ここは閉じ目が開かないようにしっかり閉じよう」と忘れずに実践できます。
パン作りでは、この「なぜ」がとーっても大事なんですね。
「なぜバターは後からいれるのか」
「なぜこね上げ温度が26~28℃なのか」
「なぜベンチタイムをとるのか」
「なぜ卵はオーブンに入れる直前に塗るのか」
なぜを知り、理解を深めて実践することで、より身に付きやすくなります。
そうすると、上達も早くなります。
生徒さんには作りたいパンを作れるようになって欲しい
そんな想いが強くあるので、レッスンでは理由を沢山添えて説明します。
最近生徒さんも、この「なぜ」に興味を持ってくださる方が多く嬉しいです。
普段のパン作りの中で、「なんでなんだろう?」と疑問に思ったら、その場ですぐ調べて解決するのをお勧めしますよ^^
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。