こんにちは。
Beija-flor ベイジャフロール
オンラインパン教室
講師 鈴木里美です。
私の通っていた小学校のすぐ近くにある、昔からある湧水。
小さい頃はよくこの周辺で遊んでいました。
蚕糸試験場の跡地であるこの場所は、今はきれいに整備されていて子ども達が楽しそうに遊んでいます。
週末、息子も連れていくと、キャッキャいいながら冷たい湧水を触っていました。
この日気温は37℃。
母は湧水に頭を突っ込みたい気分でしたが。笑
さて今日は、パン作りを始めた生徒さん達の変化についてお話しします。
技術とか、知識とか、そういう変化のことではなく、私生活で変わったこと。
これは私も実際に経験したことなんです。
私がまだパン講師になる前。
パン作りが楽しくて色んなレシピや写真を見ては
「これ作ってみたいな~」とか
「これどうやって作るんだろう?」って、
妄想が止まらなくて。
それを、パン屋さんへ行っても同じことをしていました。
パン作りにハマる前は、パン屋さんのパンを見ても
「このパンおいしそう」とか「このパン食べてみたい」
って、食べることしか考えていなかったのが、
「この成型どうやるんだろう?」「どんな材料使っているんだろう?」って
作る方にものすごく興味が湧いたんですよね。
そしたらやっぱり、
「スーパーのパン屋さんで製造しているところ覗いちゃいます」
「パン屋さんでパンを見る目線が変わりました」
って、生徒さんたちも同じことを仰っていて。
パン作りをする前までは気にしたことがなかったこと。
それがパン作りを始めてからは、自然と食べることよりも作ることに興味を持つようになる。
これってすごい変化だと思うんですよね。
私ね、子育てしていても同じような変化があったことに、最近気づいたんです。
子供を産む前までは、街中でお母さんが子供を注意しているのを見て、「そんな怒らなくても。。。」って思っていたんですけど、
今は「めっちゃ分かるわ~。お母さんお疲れ様。」って同情しちゃう😂
でもそれって、初めてその立場にならないと分からない感情なんですよね。
経験した人にしか分からない、ほんとその通りだと思う。
だから、パン作りを始めて、今までとは違う目線でパンを見るとか、今まで見なかった成形の動画を見入っちゃうとか、生徒さん達にそんなちょっとした生活の変化が起こっているのを見て、経験することってすごく大事なんだなあって改めて思いました。
皆さんの中でもこの変化を楽しんでいる方いますか?
パン作りはパンを作る時以外でも楽しめることを知ってただけたら嬉しいですね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。