こんにちは。
Beija-flor ベイジャフロール
オンラインパン教室
講師 鈴木里美です。
東京は今日も昨日に続き良いお天気でした。
休日は子供を連れて公園でお弁当を食べるのが最近の楽しみです♪
さて今日はホームベーカリーのお話です。
表題にも書いたんですが、
実は私、もともと反ホームベーカリー派だったんです。
ホームベーカリーを使うなんて“手作りパン”じゃない!という訳の分からない考えがあったんですよね。
そんなこと言ったら生徒さんを不安にさせちゃうかもしれないですが、今はホームベーカリーがないなんて考えられないほど、ホームベーカリーLoverなのでご安心を💕
パン作りを始めた頃は、そんな思いもあり手ごねしかやっていなくて。
たまーに、ホームベーカリーを使っていましたが、その時は材料入れてスイッチオンで焼き上がりまで任せていました。
でもね、数年前にホームベーカリーで作るパン作りを習ってから、今まで何でもっと使わなかったんだろう、、って後悔しました。
ちょうどその頃、息子も2歳で手がかかり、会社員だったこともあってなかなか手ごねをする余裕もなかったんですよね。
だからホームベーカリーにお任せすることが多くなって。
あ、ちなみに、お任せするのは生地を作るところまで。あとは一次発酵からボウルに生地を移してオーブンの発酵機能を使って発酵させています。
私がホームベーカリーを使い続けて、具体的にいいと思ったこと。
それがこちらです。
・パン作りでとても重要な「こね」を機械に任せることで安定して生地が作れる
・水分量が多く手ごねだとかなり大変な生地でも、手を汚さずに楽に生地が作れる
・時間を有効に使える
・手や腕に負担がかからない
・ほとんどの手ごねレシピをホームベーカリーに置き換えて作ることができる
では順番にお話ししていきますね。
パン作りでとても重要な「こね」を機械に任せることで安定して生地が作れる
「パンが固くなる」
よく聞くこのお悩みですが、固くなる原因は主に「こね」にあります。
こねが足りないと、グルテンの膜がガスを保持できずに詰まった生地になったり、材料同士がきちんと混ざり合わず、水分が抜けやすくなったりします。
それが固くなる原因。
ですが、ホームベーカリーの場合は「生地作り」というコースや「こねるだけの機能」があり、機械の力でしっかりと生地をこねてくれるため、次の日でも固くならない生地が作りやすいんです。
水分量が多い生地でも、手を汚さずに楽に生地が作れる
特にパン作りを始めたばかりの方にとって、水分量が多い生地をこねるのはかなり大変な作業。
生地が手にまとわりつき、落としても落としても手が生地だらけに、という経験ありませんか?
私も何度も途中でやめたくなりました😅
でもホームベーカリーなら、材料入れてスイッチオン。手を汚さず、あとは待つだけ。
当教室のファーストステップコースメニューの黒糖ミルクハースは、かなり水分量が多い生地になります。
手ごねだとかなり苦労しますが、ホームベーカリーを使うので、初級2回目のレッスンでも皆さんおいしいミルクハースが焼けています。
時間を有効に使える
ホームベーカリーのなんといっても良いところは、時間を有効に使えること。
生地をこねている間に、掃除や洗濯、食器洗いなど家事が進みます。
“ながら作業” ができることは本当に助かります。
手や腕に負担がかからない
私数年前から、何かを押そうとするときに、時々肘に痛みが走るようになりまして。。
この痛みが手ごねをやる時も襲ってくるんですよね。
だから手ごねを控えたというのも実はあるんです。
この話を先日インスタライブでしたところ、「私も腕が痛くて困っているんです~」というメッセージをいただきました。
この先長くパン作りを楽しむためにも、ホームベーカリーは欠かせないですよね。
ほとんどの手ごねレシピをホームベーカリーに置き換えて作ることができる
手ごねレシピの中で、菓子パンやお総菜パン、食パンなどはホームベーカリーでも生地をこねることができます。
ハード系の高加水パンは、正直ホームベーカリーで作るのは難しいですが。。。
レシピによってこねる時間は異なりますが、レッスンで毎回お伝えしている “生地のこね上がりの目安” が分かっていれば、問題なく生地作りができます。
作りたいパンがその時のスケジュールに合わせて、手ごねにしたりホームベーカリーを使ったりできたらいいですよね♪
これだけのメリットを実感してから、もっとホームベーカリーの良さを知ってもらいたい!と思い、機械ごねでレッスンすることを決めました。
ホームベーカリーを検討中だけど、どれにしようか迷っているという方は、以前、各社のホームベーカリーを比較した記事を書いたので、こちらをご覧ください。
当教室のファーストステップコースでは、ホームベーカリーでの生地の捏ね方を詳しくお伝えしています。
材料の入れ方、バターを入れるタイミング、捏ねあがりの生地の確認など、本やネットでは教えてくれないよりおいしいパンを焼くためのコツが沢山あります。
是非ホームベーカリーの上手な使いかたを学んで、ご家庭でおいしいパンを焼いていただけたらと思います✨