先日「究極の牛乳食パン」を作りましたよ!
何が“究極”かって??
牛乳の量がすごいんです!
こね初めは生地がダラダラ。ですので、ホームベーカリーや捏ね機でしか作れません!
友人達にこのパンをあげると、お子さんたちがほとんど食べてしまうそうです(笑)
レッスンに取り入れたいなぁと思っている予定なので、ホームベーカリーや捏ね機をお持ちの方は是非一緒に作りましょうね!
さて、今日はこれからの暑い季節に、パンの保存で注意すべきこと、またどのように保存するのがベストなのかを紹介します。
常温保存は危険
夏は高温多湿。クーラーをつけていても部屋の温度が25℃を超えることが多々あります。
25℃以上は高温となり、湿気もあるため食材が傷みやすくなります。特に手作りのパンは保存料や添加物が一切入らないので、市販で売られているパンよりもずっと傷みやすいんです。
気づいたらカビが。。なんてことも。。
次の日の朝食べきれる分は、常温で保存しておいても問題ないですが、朝以降、日中の気温があがる時間に室温で保存しておくのは危険です。
冷蔵庫の保存は不味くなる
暑いからと言って冷蔵庫へ入れるのはNG 。
小麦粉にはデンプンが多く含まれています。このデンプンの老化が早くなるのが、冷蔵庫とだいたい同じ温度と言われています(0~4℃)。デンプンが老化すると、パンが固くなり風味も劣ります。
一番ベストな保存方法とは?
一番おいしく保てるのは、冷凍保存です。
上記でお伝えしたように、デンプンの老化によってパンが美味しくなくなりますが、デンプンは0℃以下の環境だと老化が緩やかになります。
冷凍保存に向いているパンと向いていないパン
冷凍に向いているパン
- 食パン
- バゲット
- ロールパン
- ベーグル
- コッペパン
- イングリッシュマフィン
- クロワッサン 等
冷凍に向いていないパン
- サンドイッチやオープンサンド
- 大きい具材を包んだパン
- クリームパン
- 生クリームやフルーツを使用したパン
- 水分の多い具材を使用したパン
冷凍保存の仕方
- 食パンやバゲットなどの大きなパンは、スライスして空気が入らないように一つずつラップをする。ロールパンやベーグルなどは一つ一つラップをする。
- ジップロックにまとめて入れて、できるだけ空気が入らないように封をする。
- 冷凍庫の奥へ保存する。
冷凍したパンの食べ方
食パンやバゲット、イングリッシュマフィンのようにトーストして食べるパンは、冷凍庫からだしてそのままトーストできます。あらかじめトースターを温めておくと、水分が蒸発する時間が短くなるので、よりおいしくリベイクできます。
ベーグルなど中まで火が通りにくい場合は、表面が焦げないように、途中でアルミ箔をかぶせるといいです。
電子レンジは?と思う方も多いと思います。電子レンジは水分が蒸発してしまうので、できれば避けた方がいいです。使用するとしても、裏表10秒ずつ様子をみて温めてください。
また、トーストしない場合は、常温で30分~1時間程、自然解凍もできます。
すでに場所によっては梅雨入りしており、高温多湿の日が続くかと思います。せっかく作ったパンを不味くしてしまうのはもったいないので、ぜひ上記の保存方法でパンをおいしくお召し上がりくださいね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。