【夏は要注意!】パンの保存に気を付けて!

2021年6月10日

先日「究極の牛乳食パン」を作りましたよ!

 

 

何が“究極”かって??

牛乳の量がすごいんです!

こね初めは生地がダラダラ。ですので、ホームベーカリーや捏ね機でしか作れません!
友人達にこのパンをあげると、お子さんたちがほとんど食べてしまうそうです(笑)

レッスンに取り入れたいなぁと思っている予定なので、ホームベーカリーや捏ね機をお持ちの方は是非一緒に作りましょうね! 

 

さて、今日はこれからの暑い季節に、パンの保存で注意すべきこと、またどのように保存するのがベストなのかを紹介します。

常温保存は危険

夏は高温多湿。クーラーをつけていても部屋の温度が25℃を超えることが多々あります。
25℃以上は高温となり、湿気もあるため食材が傷みやすくなります特に手作りのパンは保存料や添加物が一切入らないので、市販で売られているパンよりもずっと傷みやすいんです。

気づいたらカビが。。なんてことも。。

次の日の朝食べきれる分は、常温で保存しておいても問題ないですが、朝以降、日中の気温があがる時間に室温で保存しておくのは危険です。

冷蔵庫の保存は不味くなる

暑いからと言って冷蔵庫へ入れるのはNG
小麦粉にはデンプンが多く含まれています。このデンプンの老化が早くなるのが、冷蔵庫とだいたい同じ温度と言われています(0~4℃)。デンプンが老化すると、パンが固くなり風味も劣ります。

一番ベストな保存方法とは?

一番おいしく保てるのは、冷凍保存です。
上記でお伝えしたように、デンプンの老化によってパンが美味しくなくなりますが、デンプンは0℃以下の環境だと老化が緩やかになります。

 

冷凍保存に向いているパンと向いていないパン

冷凍に向いているパン

  • 食パン
  • バゲット
  • ロールパン
  • ベーグル
  • コッペパン
  • イングリッシュマフィン
  • クロワッサン  等

 

冷凍に向いていないパン

  • サンドイッチやオープンサンド
  • 大きい具材を包んだパン
  • クリームパン
  • 生クリームやフルーツを使用したパン
  • 水分の多い具材を使用したパン 

 

冷凍保存の仕方

  1. 食パンやバゲットなどの大きなパンは、スライスして空気が入らないように一つずつラップをする。ロールパンやベーグルなどは一つ一つラップをする。
  2. ジップロックにまとめて入れて、できるだけ空気が入らないように封をする。
  3. 冷凍庫の奥へ保存する。

 

冷凍したパンの食べ方

食パンやバゲット、イングリッシュマフィンのようにトーストして食べるパンは、冷凍庫からだしてそのままトーストできますあらかじめトースターを温めておくと、水分が蒸発する時間が短くなるので、よりおいしくリベイクできます。

ベーグルなど中まで火が通りにくい場合は、表面が焦げないように、途中でアルミ箔をかぶせるといいです。

電子レンジは?と思う方も多いと思います。電子レンジは水分が蒸発してしまうので、できれば避けた方がいいです。使用するとしても、裏表10秒ずつ様子をみて温めてください。

また、トーストしない場合は、常温で30分~1時間程、自然解凍もできます。

 

すでに場所によっては梅雨入りしており、高温多湿の日が続くかと思います。せっかく作ったパンを不味くしてしまうのはもったいないので、ぜひ上記の保存方法でパンをおいしくお召し上がりくださいね。

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。