こんにちは。
Beija-flor ベイジャフロール
オンラインパン教室
講師 鈴木里美です。
5月体験レッスン募集!
5月18日(水) 満席 24日(火) 満席→増席→満席
ふわっふわな「白パン」
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もう5月に入りましたね。
皆さんGWはいかがお過ごしですか?
私たちは特に何も計画しておらず、今日も息子連れて公園で遊ぼうかなと思っています😊
さて、当教室は先日4月25日に、開業1年を迎えました。
バタバタしておりSNSやLINEでお伝え出来なかったのですが、改めてブログで感謝の気持ちと私の想いをお伝えしたいと思います。
私が会社員を辞めてパン教室を始めた理由や、1年経った今どう感じているか、などお話ししようと思いますので、少し長くなりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
パン教室を開業したきっかけ
現状に満足できていなかった
ご存じの方もいると思いますが、私はパン講師になる前、国内外のホテルで13年間働きました。
主に、フロントやゲストリレーションといった、直接お客さんと会話ができる部署にいて、毎日訪れるゲストとお話しするのがとても楽しく刺激的でした。
でも、しばらくして薄々と感じたのは、
「この仕事、私じゃなくてもいいのかも...」
特にそれを強く感じたのは、息子を妊娠してからバックオフィスに入りオペレーターに異動になってから。
毎日鳴り続ける電話を対応しながら、パソコン3画面とにらめっこをして複数のシステムを操るのは、思った以上に楽しい仕事でしたが、
「私がいなくてもこの部署は成り立つ」
ある時、ふとそう感じてしまったんです。。
そして、育休中に本気で働き方について考え始めました。
どうしても未来の自分がホテルで働いている姿が見えなくて、「このままではいけない」そう強く思いました。
弟への憧れ
私の弟はバリスタをやっています。
昔から多趣味だった弟。サッカー、バイク、自転車、釣り、音楽、、、
どれも気づけばやらなくなって、家には物だけ溢れていき、私と両親はいつも呆れていました(笑)
でもその中でもずっと続いていたのがコーヒー。
高校の頃からコーヒーに興味を持ち、社会人になると豆の焙煎もするように。
「またいつ辞めるんだろう」そう思っていましたが(笑) ←ひどい姉
3度目の正直、、、いや、10度目の正直かな、
今でもずっとコーヒーに携わっています。
現在はお店を経営する側としても働いていて、先日は民放テレビにも出演。
そんな「好きなこと」を突き詰めて、心から楽しんでいる弟を羨ましく思い、私も本気で好きなことを見つけて仕事にしたい!そう思うきっかけとなりました。
息子との限られた時間
息子は先日4歳になり、元気にすくすくと育っています。
毎日「ママ~」と何百回も呼ばれますが、きっとこんな時期もあっという間に終わってしまうのかなと、最近は少し寂しく感じています。
私は小学生のころから、両親が共働きだったので、いわゆる鍵っ子でした。
当時は友達と遊ぶのに夢中だったのもあり、淋しいとか悲しいとか感じたことはなかったのですが、平日友達の家に行くといつもお母さんが優しく出迎えてくれることに、憧れというか羨ましさを感じていたのはありました。
そんな過去から、息子の成長を近くで見守り、一緒にいる時間をもっと大切にしたい。せめて小学生までは、「お帰り」ってお家で出迎えてあげたい、自然とそう思うように。
しかし、ホテル業はそれがなかなか難しいという実態でした。
パン作りに再熱
2020年3月、感染症が拡大し、日常が非日常に。
それまで毎日稼働100%に近かった、当時勤めていたホテルも、海外からのゲストはピタッといなくなり、日本人のお客さんも激減。
従業員は極力出勤しないように指示があり、思いがけない“お家時間”ができました。
そこで再びやり始めたのがパン作り。
これまでも時間があれば、お菓子やパンを焼いていましたが、この時はそれまでのパン作りとはなんだか違いました。
気持ちのモヤモヤを完全に忘れられ、パン作りの楽しさを再認識。
それと同時に、この楽しさをみんなに伝えたい!そう強く感じ始めました。
実は少し前に友人に、「なるちゃん(私の旧姓のあだ名)、パン作り教えてみたら?」と言われ、この言葉がずっと頭に残っていたんです。
今の状況を変えたい、弟の様に好きなことを突き詰めたい、パン作りの楽しさを伝えたい!
これらの想いが重なり、パン講師になることを決意。
会社に勤めながら講師育成講座を受け、準備がある程度整ったところで退職し開業しました。
パン講師になって1年経った今
この1年、すべてのことが未知の世界で、大変と感じたこともありましたが、とにかく前を見て進んできました。
そして、今言えるのは
「パン講師の道を選んで良かった」
心からそう思います。
“誰かの役に立つ仕事がしたい”
これはホテル業を目指した時から変わらない想いで、かっこつけているのでは全くなく、本当にそういう気持ちがずっとあります。
それはきっと私が「人に教えることが好き」だからだと思います。
学生の頃、器械体操部に所属して同期や後輩に技を教えたり、社会人になって新人教育をした時も、色んな事ができるようになり成長していく姿を見るのが本当に嬉しくて。
今では生徒さん達から、
「美味しく焼けました!」
「家族が喜んでくれました!」
「〇〇ができるようになりました!」
そんな報告を貰うたびに、本当に嬉しくて嬉しくて。
こうやって、全国・世界にいる生徒さん達と繋がれることにもとても幸せに感じています。パン講師もサービス業と一緒で、素敵な出会いが沢山あるんですよね。
感謝の気持ち
フォロワーさんへ
いつもSNS投稿やLINE配信をご覧いただきありがとうございます。
最近は個人的にメッセージをくださる方や、リアクションをしてくださる方が増え、皆さんに励まされています。実際にお会いすることがなくても、こうやって繋がれることがとても嬉しく思います。これからも皆さんのお役に立てるよう配信していきますので、フォローしていただけると嬉しいです。
生徒さんへ
数あるパン教室の中から、当教室のレッスンをお選びいただきありがとうございます。画面越しですが、いつも実際にお会いしているかのように感じ、パンのことに限らず趣味やご家族のこともお話しできるのが私の楽しみの一つとなっています。
これからも、私ならではのレッスンや配信を行い、全力でサポートをしながら、パン作りの楽しさを伝えていけたらと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
家族へ
息子がまだ小さいにもかかわらず「会社を辞めてパン講師になりたい!」と伝えたとき、「やりたいことやればいいよ」と背中を押してくれた相方。そして、どこからネタを仕込んだのか、日々笑わせてくれる息子に感謝の気持ちを込めて。
いつもありがとー!!!
最後までお読みいただきありがとうございました。