こんにちは。
Beija-flor ベイジャフロール
オンラインパン教室
講師 鈴木里美です。
いや~、暑い!!
暑いよ!!
6月で36度越え!
もう暑いしか言葉に出ないYo!!
そんな中でのパン作り。
正直あんまりオーブン使いたくないです😅
さて今日は、2期生さんのお楽しみレッスンの動画撮影をしていました。
ファーストステップコースでは、5回目のレッスンメニューを生徒さん達と決めます。
2期生さん達は『クリームパン作ってみたい!』というお声があったので、みんなでクリームパンを作ることになりました😊
当教室のレッスンは基本的に機械(ホームベーカリーやニーダー)で生地をこねますが、5回目のお楽しみレッスンは手ごねで生地を作ります。
でも最近暑くて、手ごねがなかなかしんどい。。
生徒さんとも、首からタオルさげてやらないと!なんてお話ししていましたが、本当にそのくらい汗かくことも💦
なので、クリームパンは、暑い時でも楽に生地が作れる製法で作ろうと思います😊
今日は皆さんにも、そのおすすめの製法をお伝えしますね♪
まず初めにその製法とは、、、
『オートリーズ法』
このオートリーズ法は、パン生地をこねてもなかなか生地がまとまりにくい時や、水分が多くてまとまりずらい生地をこねる時に使える製法です。
一般的にはハード系で用いられる製法ですが、リッチ系のパンにも使える製法なんです。
オートリーズ??、、、
なんだか難しそう。。。
と思われるかもしれませんが、やり方はとっても簡単なんです!!
オートリーズ法のやり方
1.粉と水分を混ぜて20~30分休ませる。
2.残りの材料を入れてこねる。
ただこれだけでなんです。
粉は、強力粉・薄力粉・準強力粉など。
水分は、水・牛乳・卵・液体の天然酵母など。
塩・イースト・砂糖・スキムミルク・ココア・抹茶・バターなどは、生地を休ませた後に入れます。
オートリーズの効果
上記の手順1で生地を休ませることによって、粉と水が混ざり合ってグルテンを形成します。
そう!
こねなくても置いておくだけで勝手にグルテンができるんです!
(グルテンは、生地中に膜状に広がっていて、イーストが発生させたガスを保持して生地を膨らませる効果があります。例えるなら風船。)
こちらが粉と水を混ぜた直後の写真⇩
ひっぱると、ブチッっと直ぐに切れてしまいます。
そして、こちらが20分休ませた後の生地⇩
見てください!
ただ20分置いておいただけなのに、こんなに生地が繋がって伸びるんです!!
休ませている間に生地がまとまってくれるので、残りの捏ね時間も短くなります😆
オートリーズ法は生地を繋げるだけでなく、
・酵素が働いて生地にうまみが出る
・水と粉が水和して伸びる生地になり、焼いたときによく膨らむ
など他にも良いことがあります。
手ごねしたいけど、
暑くて生地をこねるのが大変!
いつも中々生地がまとまってくれない!
水分多くしたいけどこねるのがしんどい!
そんな時はこのオートリーズ法を試してみて下さいね♪
でも、一番楽なのは、、、
やっぱり機械ごね🤣
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。