こんにちは。
Beija-flor ベイジャフロール
オンラインパン教室
講師 鈴木里美です。
今日はアドバンスコース2回目のレッスンで『アールグレイブリオッシュ』を焼きました!
生地をこねているときからアールグレイの香りが部屋中充満し、気分もなんだかハッピーになるこのパン。
生徒さん達も、「あ~、いい香り~」とパンをクンクン嗅いでいました^^
コースレッスンをスタートして1年が経ちました。
それぞれ違うホームベーカリーをお持ちの生徒さん達にレッスンをしてきましたが、こね時間が違うことを改めて今日のレッスンで感じました。
これはホームベーカリーを使う方にぜひ知ってもらいたい!
と思い、皆さんにお伝えしたいと思います。
今日はバターをたっぷり使ったブリオッシュ生地。
ベストなこねあがりの状態になるまで、25分だったり35分だったりと、生徒さんそれぞれかかった時間が大きく違いました。
羽根の回る速さが違う、2斤用で容器が大きいなど、ホームベーカリーの機種によってそれぞれ性質が異なるので、こね時間が変わるのも当たり前なんですね。
手ごねの場合でも、体の大きい男性がこねるのと、華奢な体の女性がこねるのとでは、力の加わり方が違うのでこね時間が変わってきます。
だからこそ私のレッスンでは、生徒さんにしつこいと思われるくらい(笑)、生地を見てこねあがりを判断してもらうよう、何度も何度もお伝えしています。
それができればどんな生地でも失敗が減り、安定したパン作りができるんです。
基本的にこねあがりの見極めは、下の写真のように生地を薄く広げてグルテンの膜を確認します。
入れる材料によって生地の薄さや裂け方に違いがあるので、どんな材料が入るとどんな生地の伸び方、裂け方になるのかというのもレッスンではお伝えしています。
パン作りの失敗の8割は「こね」にあると言われるほど、こねはとても重要な工程です。
ですので、しっかりと生地の状態を目で確認してから次の工程(一次発酵)に進むようにしてくださいね。
なんか少しこねが足りないかな?って思ったら、5分ずつ追加してこねてみるといいですよ。
何度もこのブログでお伝えしていますが、見極めができるようになれば、確信をもって次の工程に進むことができ、ホームベーカリーをもっと使いこなせるようになります^^
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
見極めに自信がない方は、3月から始まるコースレッスンにぜひご参加ください♬