これしかない!美味しいパンを作る秘訣

2022年12月29日

こんにちは。

 

Beija-flor ベイジャフロール

オンラインパン教室

講師 鈴木里美です。

 

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今年も残すところあと1日となりました。

皆さん2022年どんなパンを作りましたか?

 

私はひたすら試作の毎日でしたが、沢山の発見があり、生徒さんに喜んでもらえるようなメニューを考えながら、ワクワクパン作りをしていました。

 

今年最後に1つだけ、『美味しいパンを作る秘訣』について、皆さんにお伝えしたいことがあったので、今日はそれについてお話しします。

 

今日でブログ仕舞いなので(笑)ぜひ最後までお読みいただけたらと思います。

 

 

皆さん、美味しいパンを作る秘訣って

 

何だと思いますか?

 

 

生地の適度なこね具合

的確な発酵の見極め

丁度いい焼き加減

 

色々あると思います。

 

 

 

私が思う美味しいパンを作る秘訣は、上記のこともそれ以外のことも全てひっくるめて、

 

 

レディファーストならぬ、

 

『パンファースト』

 

でパン作りをするということ。

 

 

 

レディファーストは欧米の文化で、現代は女性を優先する行為のことを言いますよね。

 

そういった「思いやり」や「いたわり」をパン作りの時も第一に考えてあげるんです。

 

 

生地が膨らむようにしっかりとこねられているかな?

焼いたときに生地が伸びるように、発酵を十分にとったかな?

生地が伸びなくなってきたから少し休ませてあげよう。

閉じ目が開かないようにしっかり閉じてあげよう。

 

こんな風に、パンの気持ちを優先して一つ一つの工程を大事に行うこと。

 

これがパンをおいしく作るコツだと思っています。

 

 

パンが大きく膨らみたいのにこね不足だったり、イーストが快適に発酵したいのにこね上げ温度が高かったり。

 

パンにとって良くない状態でそのまま工程を進めてしまうと、パンは思い通りの美味しいパンに焼きあがってくれません。

人間だって、

 

準備運動がきちんとできていなかったら体は思うように動きません。

猛暑の中で走れば、異常に汗を沢山かいて息切れします。

 

いい結果を出すためには、それまでの工程や環境がとても大事。

 

 

ですので2023年はぜひ、パンファーストで美味しいパンを焼いていきましょう!

でも正直、そんなこと言われたって 

 

 

どのくらいまで生地をこねたらいいのか分からない

発酵の見極め方が分からない

オーブンが使いこなせない

 

などなど

 

分からないこともありますよね。

 

 

私も最初は何が正解か分からなくて、というかあまり深く気にせず作っていたので、今思うとそりゃ失敗するわ、というようなことばかりやっていました。

 

でも、パン作りに必要な知識と家庭で作るコツを知ってから、格段にパン作りが上達しました。