【砂糖はどの種類をつかえばいい?】パン作りの副材料 砂糖編 その2

2021年5月18日

砂糖には多くの種類があります。

いずれも主にさとうきびやてんさいからできていますが、パンにはどの砂糖を使用すればいいのでしょうか。

  

正解は、基本的にはお家にある砂糖ならどれでも大丈夫です。

  

まず砂糖の種類を説明します。

種類主原料特徴
上白糖さとうきび・てんさいしっとりしていて甘みが強い
日本でよくしようされている
グラニュー糖  さとうきびさらさらとしていてすっきりな甘さ
外国でよく使用されている
三温糖さとうきび・てんさい   上白糖とあまりかわらない
こくがあり、甘みが強い
きび砂糖さとうきびさとうきび本来のコクとそふとな甘みがある   
てんさい糖てんさいミネラルが豊富でやさしい甘さがある
黒糖さとうきびのしぼり汁ミネラルが豊富で特有の風味がある

上白糖はグラニュー糖よりもしっとりしているので、パンの保湿になります。

海外ではよくグラニュー糖が使用されておりますが、日本でもレシピ本の中でグラニュー糖を材料としているものが多くあります。砂糖によって甘みの強さや風味、栄養価が異なりますので、お好きなものを使用していただいて問題ありません。

ただ黒糖はかなり強い風味がありますので、黒糖パンなど黒糖の風味を活かすパン以外は使用しない方がいいです。また白パンなど焼き色をつけたくないパンは、色がついていない白い砂糖を使用するのをお勧めします。

是非好みのお砂糖で作って見てください。パンの種類によってお砂糖も変えてみるのもいいですね。