パンを作るうえで水(水分)はとても大事な役割を果たします。
それではどのような役割があるのでしょうか。
グルテンをつくる
小麦粉に含まれるたんぱく質からなる「グルテン」は、水を加えてこねることにより生成されます。
食感の変化
水を多く含むほどもちもちした食感になります。
高加水パンは文字の通り、水分量が多いパンで、とてももちもちしたおいしいパンです。
また水分量が多いパンほど、日が経ってもパサパサになりにくいです。
イーストの働きを促す
水が糖を溶かすことによって酸素を生み出し、イーストの活性化を助けます。
デンプンの糊化を助ける
小麦に含まれるデンプンは水を加え加熱することにより、糊の状態(糊化)になることを指します。
お米も同じように、水を加え加熱するため、粘り気のあるもちもちしたご飯が出来上がります。
生地の温度を調整する
水の温度を調整することにより、捏ねあがった時の温度を調整し、発酵を促します。
このように水は多くの役割を果たし、パン作りに欠かせない材料となります。
また水の量によって焼き上がりが全く異なってくるので、色々なパンを作るうえで自分好みのレシピにアレンジするのもいいですね。