こんにちは。
Beija-flor ベイジャフロール
オンラインパン教室
講師 鈴木里美です。
先日、レッスン中に生徒さんがこんなことを仰ったんです。
「私、手首を痛めていて、しばらくパン作りをしていなかったんです。それで先生の教室見つけてホームベーカリーなら作れると思って申し込みました。」
この生徒さん。ずっと手ごねでパン作りをされていらしたのですが、ある時手首を手術することになりパン作りをあきらめていたんです。
私の教室には、この生徒さんに限らず他にも同じ悩みを持つ生徒さんがいらっしゃいます。
・手が荒れて食材に触れられない
・けがしている
・腱鞘炎になっている
そんな方たちが手ごねをしないでパンを作る方法はたった一つ。
それは、機械を使うこと。
実は、私自身も手ごねをやっている頃、ひじに痛みを感じた経験があるんです。
手ごねをやり続けることが難しいと思った時にふとよぎったのは、「しばらくパン作りができないかも」という思いでした。
当時はホームベーカリーを一切使っていなかったので、機械で生地作りをすることが思い浮かばなかったんですよね。
だから多少痛みを感じても、だましだまし手ごねを頑張っていました。
今思うと早くホームベーカリーに切り替えていれば、ひじに負担がかからなかったのに、と反省。
でも、きっとその時は今みたいにホームベーカリーの使い方のコツを知らないので、生地コースで完全にお任せにしてしまい、美味しいパンは作れなかったと思います。
機械に任せつつも、きちんと生地の面倒を見てあげる必要があります。
冒頭の生徒さんは、ホームベーカリーでパン作りをしようと思ってすぐに、私のレッスンで使い方を学んでくださいました。きっとこれからも手に負担をかけることなく美味しいパンが焼けるはずです。
いざ手ごねができなくなった時に、ホームベーカリーを使ってみたらなんだかおいしくない。
そんな思いをしないためにも、上手に活用して美味しいパンを作りを続けられたらいいですよね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。